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その他のコードの利用実績
1. CUBE | |
▾ 1-1 公共施設内の飛沫解析 |
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2. OpenFOAM® | |
▾ 2-1 複雑地形の風評価 ▾ 2-2 流体構造連成解析 |
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3. FDS (Fire Dynamics Simulator) | |
▾ 3-1 居室内の空気環境シミュレーション ▾ 3-2 居室内の飛沫シミュレーション |
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カセット型全熱交換機
換気状態
左:改修前(自然換気)/右:改修後(カセット型全熱交換機)
飛沫の飛散する様子
左:改修前(自然換気)/右:改修後(カセット型全熱交換機)
1-1 公共施設内の飛沫解析
Keywords: Building CUBE method, Droplet simulation, Risk evaluation
公共施設において右に示す「カセット型全熱交換機」を2台設置した際の、人体から発生する飛沫の挙動を「CUBE (Complex Unified Building cubE method)」を用いて解析しました。全熱交換機を設置する前後において 360秒後の飛沫の分布を示します。これらの飛沫解析結果から、感染リスクを求め、全熱交換機の効果を評価しました。
■資料のご提供:(国研)理化学研究所 様
複雑地形の様子
メッシュの様子
速度場
乱流運動エネルギー
乱流運動エネルギー 散逸率
2-1 複雑地形の風評価
Keywords: OpenFOAM®, Complex terrain解析条件
乱流モデル | 標準k-εモデル |
使用ソルバ | simpleFoam |
時間刻み | 1.0秒 |
発散項離散化スキーム | 1次風上差分 |
勾配離散化スキーム | 線形補間 |
各境界条件
地表面 | 滑りなし条件 |
側面・上面 | 滑り壁条件 |
流入面 | 地平面境界層モデル |
変形する角柱と周囲の速度場(動画)
2-2 流体構造連成解析
Keywords: OpenFOAM®, lumpedPointMotion,FSIOpenFOAM®のlumpedPointMotion機能により、変形する角柱と周囲の流体場の連成解析を行っています。本事例は角柱に強制変位を与えた片方向連成解析ですが、流体場から受ける応力を反映した構造物の変位も解析可能であり、建築物や流体機械の渦励振などを対象とした双方向の流体構造連成解析も実施可能です。
30分後の部屋の様子
3-1 居室内の空気環境シミュレーション
Keywords: FDS, Fire Dynamics Simulator, SLES 弊社が作成したFDSコンバータによるモデル構築
dxf 型式ファイル(A)をFDSコンバータを用いてFDSモデル(B)に変換。
FDSを用いた解析
初期温度 | 35度 |
エアコン | 24度に設定 |
乱流モデル | SLES |
飛沫がデスク前方のパーティションに
衝突する様子(動画)
3-2 居室内の飛沫シミュレーション
Keywords: FDS, Fire Dynamics Simulator, 飛沫, 拡散, 沈着
現在、ウィルス感染増加の影響で、密閉空間での様々な感染への対応が求められています。オフィスや店舗、住居でもパーティションなどを利用した飛沫拡散抑止、換気や空調環境の改善などの対策がおこなわれています。しかしこれらの対策を行う前に、居室内での人体から発生する飛沫の拡散や沈着などの予測を行うことで、より効果的な対策を取ることができます。
弊社ではCFD技術を用いて、様々な条件下でのウィルス曝露リスクを予測することで、飛沫の拡散を抑えるための対応策の理解を深めることができ、さらに空調(エアコン)や、加湿器、空気清浄機などの効果をシミュレーションすることも可能です。